昔むかーしは、
おばあちゃん家族も そのまたおばあちゃん家族も
みんなで一つ屋根の下暮らしていたし、
近所付き合いも濃かったので
子供よりも断然大人数が多く、
誰かしらが子供をみていました。
(その頃はその頃で苦労がありましたけどね)
情報の量も今のようにはありふれておらず、
ママが子供と二人きりで家に閉じこもることも
情報に戸惑いながら精神的に疲れきることも
少なかったと思います。
しかし、今は違います。
旦那さんが仕事から帰ってくるまで
ママは赤ちゃんと外出をすることを恐れて
家に閉じこもるケースがたくさんあります。
おうちで幸せに楽しく過ごすのであれば
なんら問題ありません。
ですが
育児は思うようには絶対いかないものです。(断言します)
育児書を読めば読むほど
その通りにしなければと
ママ達は必死に頑張ります。
そして、その通りにならないのは
自分が悪いんじゃないかと自分を責める方がいらっしゃいます。
赤ちゃんの泣き止まない声が
自分を責めているように聞こえる。と、
泣きながらおっしゃる方もいます。
離乳食を出汁から一汁三菜丁寧に作り、
食べてくれないどころか
一気にひっくり返されたり…
だってそうやって本に書いてあるから…
だってそうやって保健所で教えられたから…
みんな孤独に頑張るのです。
そしてそれを誰にも言えずにいるママも少なくありません。
自分のできないことを人に話すのは勇気がいります
もしくは、それを言葉にして言えるだけの体力も気力もなかったり。
それが児童虐待・ネグレクト(育児放棄)・産後うつ・
強いては
少子化・産後クライシス(産後夫婦仲の不和)・女性の労働力の妨げ
などに影響を及ぼしいるといっても過言ではないと思っています。
メンタル面だけでなく、
カラダもケアが必要です。
出産は交通事故にあったくらいのダメージを受けます。
悪露という名の出血がしばらく続き
赤ちゃんが通った時に裂けた皮膚の痛みは、産んですぐ消えるものではありません。
骨盤はカラダの中心にあり、
カラダ全体のバランスを保ちながら支えていますが、出産後は緩み、とても骨がズレやすくて
私は歩くのがやっとでした。
骨盤の中に入っている内蔵も少なからず影響を受け
この時期をおろそかに過ごすと
第2第3子不妊、更には更年期や老年期に影響がでます
軽く言ってもこれだけの変化が起こるんです。
でも産婦人科や保健所ではほとんど
教えてくれません。
こんなことになるなんて
男性はもっともっと知りません。
旦那さんが理解してくれない。育児に協力的じゃない。
それは当たり前なんです。
誰も教えてくれないんですから!
お母さんのため
未来を作る 子ども達のため
家庭のため
地域のため
日本のため
世界のために
です。
だから私は
微力だけど、発信し続けますし
お母さん達を応援し続けたいと
ココロから思うのです。