KITTE名古屋で10月9日まで行われている
【エルメスの手しごと展 ”アトリエがやってきた”】
昨日、名古屋での仕事を終わらせて覗いてみました。
素材、部品、道具、職場環境など一つ一つにこだわりがあり、
その職人達のしごとに感銘を受けたのですが、
中でも
心惹かれたのが
エルメスの時計職人
HIEGELさん。
すごくすごく細かい
0.1ミリ単位の部品を扱う作業をしておられ、
何故か私と目があった瞬間
「やりたそうだね。やってみて!」と声をかけてくれました
(そんな顔してたんだね)、、恥
オーディエンスが多いのと、
細かすぎる部品とピンセットに、手がアル中か!ってくらいプルプル震えすぎて、
結局ネジ一つまともにとめれませんでした、、
途中、フランス語でカッコ良く「鼻息とめて」って言われたっけ(笑)
鼻息一つで飛んでっちゃうくらいの、ごま粒より小さいネジ。
それに奮闘し鼻息荒めだったんだね、、恥
職人たちはこの作業を毎日8時間集中するそう。
疲れないの?って聞いたら
『極度の集中状態はとてもリラックスだよ』と。
ヨガや瞑想とリンク。
昔ピアノを弾いたり、一人鏡の前で踊ってたとき、釣りをするときも、
気づいたら何時間も経ってたことを思い出しました。
「無」の境地
そこから生まれている作品の数々に
感謝と愛情が湧いてきます。
その後も時計に対する熱い想いを聞かせてくだささり
常に真摯に時計と向き合う姿勢。
フランス語わからないけれど、通訳の方が懸命に伝えてくださって、とても面白かったです。
【エルメス手しごと展】
http://www.maisonhermes.jp/feature/421339/
9日までやっています。
スカーフやバーキン、宝石を創るデモンストレーションもやっていて
一流のシゴトの凄さを目の当たりにできますよ。
機械時計のように、
人の動きがエネルギー源となり、
歯車から歯車へどんどんエネルギーが伝えられて、針が動くように
私も自分のエネルギーをもって
人から人へ
親から子へ
そんなエネルギーの連鎖が起こせるように、
常に前を向いていこう。
そしていつか自分へエルメスを送れる日が
来るといいな♪