ほぼ日手帳を使い始めて5年。
この手帳を使うと他へいけなくなる。
私は予定を覚えておくことが苦手で
頭の中で整理するもの苦手。
料理だって一週間の献立を立てたい。
感じたこと、降ってきた言葉、情報を書き留めておきたい。
方眼ノート大好き。
そんな私にはピッタリな手帳。
脳みそのダダ漏れ場が必要なのだ。
180度パタンと開くのも、真ん中がモコってならなくて書きやすくて好きだし、
24時間の時間系列で書けるのもいい。
毎日のページには新聞のコンテンツから選んだ日々の言葉が載っていて
ついつい読んでしまう。
「なるほどな〜」な言葉だったり
読んでいてついプッと笑ってしまうときもある。
たまに意味不明な言葉も。
時々子どものハッと気づいた成長や
気がついた時の日記、
面白かった本や観たい映画、
雑誌に載ってたレシピ
ココロに刺さった言葉など
とにかく沢山のことを書き込んでいくので
私の1年間がここにぎっしりと埋まるのです。
そして今年2017年1月1日の日々の言葉がこちら
<これから、書きたいことが増えていくんだ。
「ふつうの人の、ある一年」って、
なかなかのものだぞ。
糸井重里『今日のダーリン』の中で>
まさにその通り。
どんな人でも、1年の中には山も谷もあって
その人なりのドラマがある。
今年は何もなかったなぁと言う人も
振り返れば
何もないなんてことは決してありえない。
うちの協会のレイナ代表が以前、
「出会った人の子どもの時からの話しを聞きたい。だってそれが知りたいから皆本を買って読むんでしょ」
と言っていた。
私も初対面の人にずかずかと色々聞いてしまうタイプの人間で、
やっぱり人が生きてきた歴史を聞くのは
小説や映画を観るのと同じくらい面白い。
過去の手帳を見返すことはほとんどないけど、
私の1年をこれから書き込み、作り上げていくんだなと思うと
自然とワクワクする。
私にとっては最高な相棒なのだ。